11.10.10

6ème étage sans ascenseur...


私の住む部屋は6階(日本式でいうと7階!)エレベーターなし。
スーツケースを持ってあがる時は本当に大変だけれど、
特権は降り注ぐ太陽。
今日みたいな天気の日は本当に気持ちがいい。

そして、もう一つは階段の踊り場が撮影場所になること。
誰も通らない上に同じ階は4世帯あるにもかかわらず、
この6年間ほとんど私しか住んでいない。

(なにしろ我が家の壁の色はすごいことになっているので)
写真を撮りたい時は階段に出る。


なにげにカワイイはしごやら、
昔は女中部屋の階でトイレが外にあったことからか、
なかなか味のある洗面台らしきものもあって好きなのです。




automne et vlas blomme


ここ数日パリは秋晴れ。
8月よりあったかいのでは?というくらい。

tranoïでvlas blommeの前回の秋冬コレクションのオーダー分をいただきました。
年相応な女らしい服装をしなければいけないはずなのに、
またまた体の線の全くでない服をオーダーしていた私。
これではまずいかも…と、
起毛素材の麻の8分袖チュニックの襟元に
バテンレースをつけてリメイクしてみました。


そして、念願の長靴。
本当は茶色が欲しかったのだけれど、サイズの関係で黒に。
(次、二足目を買うような時は絶対茶色で。)
まだ、はく機会には恵まれないのだけれど…。

お買い物バスケットカートは
近所のリサイクルショップで17ユーロで購入。
(中にはたくさん毛糸が入っています。)

昨日は近所の商店街で花売りのおばさんが
なぜか季節外れなあじさいが売っていた。
大好きなお花なのでつい購入。
季節感がないのだけれど…。





5.10.10

brocante d'automne


最近愛読しているブログのせいで
次の夏休みはプロヴァンスのブロカント巡りをしようかしらというくらい
頭の中はブロカントのことで一杯です。


そんな訳でずっとお休みしていたブロカント巡り再開。
めずらしく左岸なのに行ったブロカントでは
1ユーロで茶色の耐熱皿。
チキンとか、豚のローストとかつくりたい感じです。


近所のリサイクルショップで6ユーロのDigoinのテリーヌ型。
(売っているアジア系のおじちゃんはDijonのだっていってたけれど…。)


notre dame de loretteのbraderie(教会バサーみたいなもの?)では
同じくdigoinのお皿が50サンチーム!
お皿5枚とカフェオレボウルと植木のポットを入れて5.5ユーロ。

次の週末はrue martyrsです。

3.10.10

marché boulevard Ornano


今朝は近所に住む友達の猫に餌をあげに行かなければいけなかったので、
日曜日になのにめずらしく早起き。

せっかく早起きしたので、
いつもいこういこうと思っていっていなかったmarchéをのぞいてからかえることに。
同じく近所に住むほかの友達からすごく安いと聞いていたのだけれど、
本当に安くてびっくり。


そんな野菜たちをみていたらすごく料理がしたくなってきたのだけれど、
あいにく昨日買い物をしたばかりで、
どうしても買わなきゃいけないものはなく。
(しかも、仕事先でご飯を食べることが多い私はあんまりまとめ買いはできないのです…。)

それでもなんか買いたくなって
インゲンと同じくインゲンの仲間haricot ecosseという豆を購入。
二つとも1.90€/kg


実は、この豆使ったことがなくて、
とある人のブログを読んでから使ってみたいなーと思っていたところでした。
とりあえず、塩ゆでしてゆでただけで食べてみたら、
すごくおいしくて気に入りました。
ブルターニュが産地らしいです。
野菜スープとかに入れたい豆です。


そして、これまた安くてびっくりした
pêche de vigne 0.99€/kg
ちょっとだけ買ってジャムを作りました。

せっかくこんな近くにいいmarchéがあるのだから、
もう少しこまめにいってもっとちゃんとお料理したいなぁ。

もっと、食べ物や自然から、きちんと季節を感じられる生活をしたいというのが
最近の密かな目標です。

26.9.10

茶色の靴たち


最近買った靴たちは…



バカンス前のセールも終わりがけ
ふと入ったclaudie pierlotで
思いがけなく出会った革靴



バカンス先のヨーテボリのサボ屋さんで
夏も終わりなのにサンダル



友達の働くスウェーデン・ボンボン屋さんで
ずっと前から入荷待ちしていたサボ

よく見ると私の靴はほとんど茶色系。

そして、この秋冬に欲しい(ブーツじゃなくて)長靴も、また茶色。
バカンス先の農場ではいていたこれがイメージなんだけれど、
なかなか同じようなものが見つからない…。



今日は雨降り日曜日。
こんな日にこそ長靴が欲しいのに…。

29.8.10

yellow owl workshop stamps



昔は手紙を書くのが大好きで、
常にいろんな人に手紙を書いていました。
最近では旅にでた時くらいにふとはがきを出すくらいで、
何でもメールですますことが多くなりました。

それもさみしいなぁと、
最近何人か文通しているお友達がいます。 
手紙といえばスタンプ。

今日は偶然とってもカワイイスタンプ見つけました!





こちらで購入可能。
ああ、欲しい。

24.8.10

スウェーデンからのお土産 petites courses en Suède


消費ばかりの生活は控えてとはいえ、
やっぱり、ついつい買い物を。
といっても、今回の旅行は田舎ばかりだったので、
買い物をする時間は少なかったのだけれど。
最後のGöteborgで少しだけお買い物。



バターナイフはstockholmのskansenで、
loppis(ガレージセール)で
スウェーデンの織物のセンタークロス、
Gustvberg Stig Lindbergのスパイスポット、
木のチーズボード、


木のオーナメント。


sätergläntanでは
毛糸と手作りの木のかぎ針、
麻の糸とリボン。


デザインがカワイイ紙ナプキン。


DesignTrogetでリスの壁掛け。



念願のスウェーデンサボサンダル。

big & little viking


Jennyの5歳の息子Gustav
電気もないこのエコファームで育って、
遊びといえば、
絵を描いたり、本を読んでもらったり、
苺を摘んだり、
外を駆け回ったり、
大人の仕事についていって彼なりに手伝ったり。


そんな彼は今Vikingに夢中。
というのも、
3月からこのファームにやってきたVikingことDan-Haberの影響。


考古学を勉強していた彼は
ある時自分たちの先祖Viking文化に興味を持ち、
現代においてこのViking生活を実践したいと思っている。
このファームを訪れたのも、
彼らが送っている自給自足の生活がViking生活に相違しているため。
夢はフィヨルドの山間にViking文化に基づいた博物館兼農場を持つこと。
彼がつけてる皮のバンドも、来ているウールのズボンも手作り。
もちろん、ウールを紡いで、織って、縫ったのも自分。


そんな彼と寝食を共にして、
いまや彼はGustavの一番の友達。
そして、今のGustavの夢は、
Vikingになって彼と一緒に農場を持つこと。


Vikingにはカメラなんかない!と。
写真を撮られるのをかたくなに拒む。


でも、こんな愛くるしい子を撮らないわけにはいかずに、
森の中を案内してくれる後ろ姿を隠し撮り…。


この日はかねてから約束していたVikingの服をGustavに作ってあげることに。
もちろんJennyのミシンも手動式。
あいにく、生地は買ってきたものだけれど…。


出来上がった服を着て大喜びなlittle viking。

comme le musée


Jennyのお家はまるで博物館のよう。
博物館と違うのは
展示しているのではなくて
実際に使っているという点。


夏の間はお休みしているけれど、
冬の間に作る織り機だったり。


糸紡ぎ機だったり。
フル活動している薪ストーブだったり。


年代物の食器だったり。



お母様から譲られたシルバーだったり。


手作りの愛らしいぬいぐるみたちだったり。

eco ferm in Norway


去年スウェーデンの工芸学校Sätergläntanで出会ったJennyを訪ねてきました。
NorwayのTelemark地方の小さな村の山間にある小さなエコファーム。
自給自足を目指して、電気もない生活をしています。


農場には
たくさんの野菜とお花を提供してくれる小さな畑が3つと、
ミルクを提供してくれるウシとヤギ、
卵を提供してくれるニワトリ、
毛糸を提供してくれるヒツジ、
荷物を運んでくれるウマ、
そして、犬と猫が
一緒にのびのびと暮らしています。




このファームに入る門には携帯電話はきってくださいと、
メッセージが書かれています。
このファームにはほとんど近代的なものはありません。
携帯も、パソコンもない生活。

動物や畑の世話をして、
できた果物や野菜、ミルクを加工して、
自分たちの生活に必要な分だけを生産して生きていく生活。
日が暮れるとろうそくに明かりを灯して、
ゆっくり読書をしたり、編み物をしたり、
静かな時間が訪れる。
すごくシンプルな生活。


街育ちの私には戸惑うことがたくさんあったし、
実際自分がずっとこういう生活をしていけるかと思うと
やっぱり難しいなと思うのだけれど、
「消費する生活をやめて生産する生活をしよう」
という言葉は心に残った。
自分なりにそういう生活ができたらいいなと。


Sätergläntan ribbasket course

去年に引き続き今年もスウェーデンの工芸学校sätergläntanに行って来ました。

今年は柳のリブバスケットのコース。
柳の枝をそのまま使うバスケットはあっという間に簡単にできるのだけれど、


課題だったフレームバスケットは
名前の通りフレームを作るところから始まり
とっても手間のかかる難しい作業でした。

でも、完成した時の喜びはひとしお。


今回はスウェーデンの古い小屋gråsuganに泊まりました。
とってもカワイイお部屋でした。